鹿児島県民懐かしのおやつ。マイケーキ(柿原製菓)
鹿児島生まれの私にとって、これが全国区じゃないのにびっくりした。
生まれた時から、当たり前のようにあったお菓子がこちら。
マイケーキ(柿原製菓) 100円+税
わたしが知っているサイズ感とは違う。
ミニサイズが出たみたい。
※公式サイトよりお借りしました。
おなじみのマイケーキはこのパッケージ。
レトロなデザインと、アルミの個包装がかっこいい。
今回購入したのは、2口サイズのミニサイズ。
1個69kcalと、おやつにいいですね。
製造元の柿原製菓株式会社は、鹿児島で60年以上続く老舗の菓子メーカー。
マイケーキ以外では、レモンケーキも人気。
おばあちゃん家に行くと、あるお菓子ベスト10には入るお菓子だと思う。
マイケーキは、ブッセに近いお菓子。
ふんわりしたカステラ生地に、さっぱりとしたクリームがサンドしてある。
見ての通り、表面には砂糖がかかってて、ザリザリした食感が楽しい。
クリームは、しつこさも甘さも控えめ。
どんな世代でも美味しく食べられる味。
緑茶、コーヒー、紅茶、なんにでもOK!
冷やして食べるのが、一番おいしいと思う。
かわいくて、おいしい、マイケーキ。
これからもずっと変わらず続いてほしいな。
謎のネーミング。ピープ(タカキベーカリー)
そのセンスある謎ネーミングと、シンプルでおしゃれなパッケージにひかれたのが、こちら。
ピープ(タカキベーカリー) 248円+税
タカキベーカリーは、広島県に本社のある製パン会社。
中国地方~九州地方の人にとっては、スーパーでよく見かけるおなじみの会社。
ちょっとおしゃれな商品が多い、と個人的には思っている。
普段使いの山崎パン、ちょっと人が来る時のタカキベーカリー。
そんな位置づけ。(あくまで個人の意見です)
関東だと、パン屋さんの「アンデルセン」や「リトルマーメイド」といったほうが通じるかもしれない。
そんなタカキベーカリーのロングセラー商品、ピープ。
くちどけのよい、プチケーキは、おやつにぴったり。
7個入っているので、シェアして食べられる。
カロリーも1個85kcalと、ちょっと小腹が空いたときにも、安心して食べられるピープ。
誕生のきっかけが、タカキベーカリーホームページに載っていたのだが
1960年代、アメリカでは「卵・砂糖・油脂」が多いリッチな生地の洋菓子がブームになっていました。
1970年代に入りタカキベーカリーの創業者高木俊介は、その情報を伝えケーキ職人にアメリカタイプのリッチなケーキを再現するよう指示しました。
ケーキ職人は毎日、一生懸命ケーキを試作しましたが失敗ばかり。初めてのリッチな生地を扱うことに大変苦労していました。
「そうだ!うちのオリジナルのケーキをつくろう!アメリカの真似ではないタカキベーカリーのオリジナルケーキを。」当時、タカキベーカリーでは、シフォンケーキやクリスマスケーキを製造、販売していました。きめ細かくしっとりとした絹のような食感のケーキ。
このノウハウを生かせば、リッチな生地の日本人好みのケーキがつくれると確信し試作を続けました。
試行錯誤の結果、1973年岡山工場で誕生したリッチなケーキは、「ポニー」と命名され手軽なソフトスナックとして西日本エリアを中心に発売されました。軽い食感と甘さは、子どもからお年寄りまで幅広く支持され発売半年後には、1日7,000個以上を製造するヒット商品となりました。
その後、商標等の問題から品名を「ピープ」と変更し発売されました。
品名は「ピープ」に変わっても、人気は変わることなく今に続いています。未だにわからないのは品名「ピープ」の由来。今も謎のままです…。
けっこう歴史が古く、もう40年近く愛されているピープ。
まんまる、ふわふわのかわいらしいビジュアル。
ふわふわの優しい食感。
これなら、小さいお子さんからお年寄りまで美味しく食べられる。
珈琲のお供にはもちろん、紅茶や緑茶、牛乳にだってピッタリなのだ。
カップケーキよりもなめらかで、シフォンケーキよりもふわふわ。
で、ピープなにが一番惹かれるって、やっぱりその名前!
ピープって!
しかも由来不明なんて!
アンデルセンがデンマークだから、デンマークと何かしら関係あるんじゃ?
と調べてみても何も分からず・・・
ただただ不思議なピープ。
見かけた際は、不思議なネーミングに思いをはせつつ、優しい味わいを堪能してほしい。
千葉県民のソウルフード!アラビヤン焼きそば(サンヨー食品株式会社)
わたしが「ご当地ものってなんでこんなにも愛おしいの!」と再確認した商品がこちら。
アラビヤン焼きそば(サンヨー食品株式会社)100円+税
「不思議なくらい美味しくできます」
という、なんとも挑戦的なキャッチコピー。
白いターバンに青い瞳、日焼けした肌。
アラビヤン?スパイシー?青のり?と情報が多すぎて、どれから処理したらいいか分からないパッケージがとても素敵。いかしてる。
ウィキペディアによると
1967年4月10日、袋麺タイプのインスタント焼きそばとしてサンヨー食品から発売された。液状タイプのソースでなく、粉末ソースで炒める焼きそば。パッケージには、ターバンを巻いたインド人風の青い目の人形の写真と「不思議な位おいしく出来ます」というキャッチコピーが記載されている。
名称の由来について、同社は草創期の商品ということもあり確実に把握していないが、『キャッチコピーの「不思議な位おいしく出来ます」から「不思議な位→魔法のように→アラジン」というイメージの延長で連想した』説と、『開発商品の1番目が「サッポロ一番」、2番目が「長崎タンメン」など、ご当地モノを重視した名称が続き、当商品は4番目なのでその流れで考えられた』説が挙げられていた[1]。
当初、全国販売されテレビコマーシャルも放映されていたが、1980年~2008年頃までの間は千葉県北部から茨城県南部を中心に販売されていた。そもそも地域限定販売を狙ったのではなく、他の地域では需要低迷で採算割れしたことで販売を終了、後に再度関東地方のコンビニで試験販売を実施したが低調で他地域での展開を諦めた[1]。その一方、千葉県から茨城県の一部地域だけは好評で売上が安定していたため、このような販売形態になっていた[1]。マックスコーヒーと同様に「千葉県ご当地食品」と呼ばれることも少なくなかった。
2000年2月にリニューアルが行われ、サッポロ一番ブランドに編入された[2]。2000年代中盤以降はインターネット上において興味関心を持つ者の間で話題となったり、通信販売で購入可能な状態となっていた[3]。
あの「サッポロ一番」ブランドであるにも関わらず、千葉でしか売れなかったという謎の商品。
千葉県のご当地袋めんと呼んでも差し支えないくらい、千葉県民には愛されているそう。
アラビヤン焼きそばを勧めてくださった方も
「野菜なんて入れなくていいんですよ。
目玉焼きのっけるくらいで上等。でもなぜだか美味しい」
とのことだったので、その通りに作ってみることに。
はい。想像通りのビジュアルでしょ。
よくある袋めんの焼きそば。添付されていたのは青のりのみ。
紅ショウガ・目玉焼き・マヨネーズは自分でトッピング。
(ちなみにマヨネーズは千葉県産のキサイチマヨネーズ。これも次の機会に紹介したい逸品!)
麺は柔らかめ。
特徴的なのが、粉状のソース。
なんだかちょっぴりスパイシー!たんなるソース味じゃないなにかの味がする。
でも、すっごい美味しい!ってわけじゃない。
あぁ、インスタント焼きそばってこんな感じだよね。うんうん。という味。
良くも悪くも普通。
でも、これを嫌いな人はいないんじゃないかな。
インスタント食品嫌いなら別だけれども。
このアラビヤン焼きそば、作り方にコツがあって、パッケージ裏面にも書いてある。
麺がほぐれるまで、茹でる。
ひっくり返してまた茹でる。
水気が飛んだらソースを入れて炒める。
まぁ、それだけ。
麺がたっぷりなので、けっこうお腹いっぱい。
女の人ならお昼ご飯に十分な量。
部活帰りの高校生なら、おやつかな。
なんだかやたらと満足感のある、アラビヤン焼きそば。
千葉はもちろん、通販でも購入可能なので、気になる人はぜひ!
はじめまして。
はじめまして。
スーパーが好き。
おいしいもの大好き。
ご当地もの愛してる。
もぐといいます。
もし、わたしだけのスーパーがあったら、ぜったいこの商品置くな、という愛おしい商品をご紹介していければと思います。
ルールはシンプル。
・その土地なら手に入りやすい(普通にスーパーなどで購入できる)
・1000円以下
どうぞよろしく。