自分スーパーマーケット

自分だけのスーパーマーケットがあったら、これを置くな。そんな愛しい商品を紹介するブログです。

千葉県民のソウルフード!アラビヤン焼きそば(サンヨー食品株式会社)

わたしが「ご当地ものってなんでこんなにも愛おしいの!」と再確認した商品がこちら。

アラビヤン焼きそば(サンヨー食品株式会社)100円+税

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「不思議なくらい美味しくできます」

という、なんとも挑戦的なキャッチコピー。

白いターバンに青い瞳、日焼けした肌。
アラビヤン?スパイシー?青のり?と情報が多すぎて、どれから処理したらいいか分からないパッケージがとても素敵。いかしてる。

ウィキペディアによると 

1967年4月10日、袋麺タイプのインスタント焼きそばとしてサンヨー食品から発売された。液状タイプのソースでなく、粉末ソースで炒める焼きそば。パッケージには、ターバンを巻いたインド人風の青い目の人形の写真と「不思議な位おいしく出来ます」というキャッチコピーが記載されている。

名称の由来について、同社は草創期の商品ということもあり確実に把握していないが、『キャッチコピーの「不思議な位おいしく出来ます」から「不思議な位→魔法のように→アラジン」というイメージの延長で連想した』説と、『開発商品の1番目が「サッポロ一番」、2番目が「長崎タンメン」など、ご当地モノを重視した名称が続き、当商品は4番目なのでその流れで考えられた』説が挙げられていた[1]

当初、全国販売されテレビコマーシャルも放映されていたが、1980年~2008年頃までの間は千葉県北部から茨城県南部を中心に販売されていた。そもそも地域限定販売を狙ったのではなく、他の地域では需要低迷で採算割れしたことで販売を終了、後に再度関東地方コンビニで試験販売を実施したが低調で他地域での展開を諦めた[1]。その一方、千葉県から茨城県の一部地域だけは好評で売上が安定していたため、このような販売形態になっていた[1]マックスコーヒーと同様に「千葉県ご当地食品」と呼ばれることも少なくなかった。

2000年2月にリニューアルが行われ、サッポロ一番ブランドに編入された[2]2000年代中盤以降はインターネット上において興味関心を持つ者の間で話題となったり、通信販売で購入可能な状態となっていた[3]

 あのサッポロ一番ブランドであるにも関わらず、千葉でしか売れなかったという謎の商品。
千葉県のご当地袋めんと呼んでも差し支えないくらい、千葉県民には愛されているそう。

 

アラビヤン焼きそばを勧めてくださった方も
「野菜なんて入れなくていいんですよ。
 目玉焼きのっけるくらいで上等。でもなぜだか美味しい」
とのことだったので、その通りに作ってみることに。

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はい。想像通りのビジュアルでしょ。
よくある袋めんの焼きそば。添付されていたのは青のりのみ。
紅ショウガ・目玉焼き・マヨネーズは自分でトッピング。
(ちなみにマヨネーズは千葉県産のキサイチマヨネーズ。これも次の機会に紹介したい逸品!)


麺は柔らかめ。
特徴的なのが、粉状のソース。
なんだかちょっぴりスパイシー!たんなるソース味じゃないなにかの味がする。

でも、すっごい美味しい!ってわけじゃない。
あぁ、インスタント焼きそばってこんな感じだよね。うんうん。という味。
良くも悪くも普通。
でも、これを嫌いな人はいないんじゃないかな。
インスタント食品嫌いなら別だけれども。

このアラビヤン焼きそば、作り方にコツがあって、パッケージ裏面にも書いてある。

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麺がほぐれるまで、茹でる。
ひっくり返してまた茹でる。
水気が飛んだらソースを入れて炒める。
まぁ、それだけ。

麺がたっぷりなので、けっこうお腹いっぱい。
女の人ならお昼ご飯に十分な量。
部活帰りの高校生なら、おやつかな。

なんだかやたらと満足感のある、アラビヤン焼きそば。
千葉はもちろん、通販でも購入可能なので、気になる人はぜひ!